30代の皆様お疲れ様です。Tomohiko_Sです。日々、仕事や家事・育児などに追われる忙しい毎日をお過ごしかと思います。
2024年も猛暑になるとの予想が出ており、この夏はクーラーの効いた部屋でまったり過ごすのも悪くないなあ!ともっている方も多いのではないでしょうか??
そんな皆様のために、この夏読んで何かしら得るものがあるべき漫画を3つ厳選して、ご紹介したいと思います!
ただ、だらだら漫画を読むのも良いものですが、「よし!自分も頑張るぞ!」と前向きな気分になったり、「へえ、そうなのかだ。知らなかった。」と知識を学べるような漫画を読んで、少しだけ自分に変化を期待してみるのも良いのではないでしょうか。
もし未読の未読の漫画があれば、参考にしてください
① アルキメデスの大戦(作者:三田紀房)
【あらすじ】
これからの戦争は航空機が主体になり、巨大戦艦は不要になるであろう」と考えている山本五十六海軍少将は、無駄に大きい巨大戦艦の建造計画を阻止するために、山本は、元帝大生の櫂 直(かい ただし)を海軍主計少佐に抜擢する。櫂少佐は、特別会計監査課の課長として、平山案の見積もり金額の嘘を暴くために奔走し、その過程で日本の技術戦略にまつわる数々の矛盾に直面していくことになる。
「ドラゴン桜(2003年)」でブレイクした三田先生が描く、歴史大作です。近年流行の「なろう系」的な爽快感があります。若き数学部の天才である主人公、櫂直(かい ただし)が、帝国海軍の少佐として乗り込み、海千山千の海軍の幹部を相手に、論理でやり込めていく様はスカっとします。個人的にはテンポが非常に良い作品です。歴史ものにありがちなセンチメンタルな描写や複雑な感情のやり取りもなくはないのですが、三田先生の漫画特有のサラッとよめる描写で、あまり気分も重くなりすぎず読むことができます。戦前日本の歴史もわかりやすく描かれているので、歴史に詳しくない人も、この漫画を読むだけでかなり詳しくなれると思います(情報量は多めです)。8月は終戦の日でもあるので、この夏、アルキメデスの大戦を読んでおじいさんおばあさんの生きた時代に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
② 島耕作シリーズ(作者;弘兼憲史)
【あらすじ】
大手電機メーカー初芝電器産業に務める島耕作が課長から社長へと昇進して活躍する約30年間を描いた弘兼憲史の代表的シリーズ作品。初期はサラリーマンの悲哀やオフィスラブを中心にした物語だったが、出世するにつれてグローバルな展開を見せ、作品発表当時の経済状況、政治状況が物語に織り込まれるようになる。
有名なシリーズなのですが、読んだことがない方も意外と多いのではないでしょうか。父親世代が読者だったという人もいると思います。主人公の島耕作は1947年生まれの団塊世代で、第1シリーズの「課長 島耕作」は、島耕作が課長に昇進するシーンから始まります。34歳で課長(管理職)なので、やや早めの昇進です(作中でも島耕作はその旨述べています)。管理職、既婚、家庭ありというサラリーマンの最大公約数的な設定ですので、時代が違えど何かしら共感するところはあると思います。バブルの少し前に連載開始ですので、シリーズを読み進むことで、ここ数十年の日本の「雰囲気」をリアルに感じ取れる作品です。ご都合主義的な展開も多いのでビジネスの参考になるかと言われれば微妙ですが、サラリーマンとしての矜持や生き方について学べる作品だと思います。この夏、島耕作にサラリーマンの生き方を学んでみるのはどうでしょうか。ヤング島耕作など「課長 島耕作」の前日譚のシリーズもありますが、やはり連載時系列順に「課長」から読み始めるのがおすすめです。
③ プラネテス(作者:幸村誠)
時代は2070年代(2075年以降)。人類は宇宙開発を進め、火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。
知る人ぞ知る名作です。NHKでアニメ化もされているので知ってる人も多いとは思いますが、原作自体は巻数が少なく結構前の作品なので、まだ知らない人も多いのではないでしょうか。個人的には結構影響を受けた作品でして、主人公は20代なのですが人生に思い悩み、苦悩する様は30代の皆様にも十分に響くものだと思います。暑い夏、クーラーの効いた部屋で、ぜひ宇宙に思いを馳せてみてはどうでしょうか?
以上、この夏30代が読むべき漫画3選でした!いかがでしたでしょうか。この夏いつもとは違う漫画を読んで、自分のキャリアや将来を見つめなおしてみるのも良いのではないでしょうか。