■「白銀壮」とは?
サウナーの間では「北の聖地」として呼ばれている北海道の施設です。正式名称は「吹上温泉保養センター 白銀壮」。テレビ東京のドラマ「サ道」の2019年の年末スペシャルや、その原作のマンガ「サ道」で紹介され一躍有名になった施設です。サウナ愛好家であれば一度は行ってみたいサウナの聖地のひとつです。
■「白銀壮」へのアクセス
そんな「白銀壮」ですが、東京から行く場合、非常にアクセスが悪いです。同じくサウナの聖地と言われる静岡県の「しきじ」や、西の聖地として知られる「湯らっくす熊本」などと比較しても、公共交通機関が乏しく、気軽に行ける場所ではありません。
白銀壮の住所は下記のとおりです。
住所:北海道空知郡上富良野町吹上温
■実際に行くには?
東京から行く場合、一般的に空路で旭川空港まで行き、そこから現地へ向かうことになりますが、現地へ向かう手段として2つの方法が考えられます。
一つ目がレンタカーです。
二つ目がJR上富良野駅まで行き、町営のコミュニティバスを利用してたどり着く方法です。
■レンタカーを使用する合
▲ 旭川空港から白銀壮までのルート
レンタカーを使用して向かう場合は、上記の通り旭川空港から、現地へはルートはいくつかあるようですが、だいたい1時間弱もあれば大丈夫です。ある程度の運転技術があればよっぽどのペーパードライバーでない限り、レンタカーを利用して向かうのがベストでしょう。ただし、それは春夏秋の積雪がない時期においての話です。
「夏に行けばいいじゃないか」。
…サウナーならそんなこと思いませんよね?「サ道」を見た方ならわかりますよね?冬に…、冬に行きたいですよね?雪にダイブしたいですよね?
重要なのは冬の積雪の時期に、レンタカーで運転してたどり着けるかどうかです。積雪時の運転に慣れている友人がいる、または積雪時の運転に自信がある!という人でなければ、慣れない土地で積雪時の運転は非常に危険です。
公共交通機関を利用するしかありません。
■公共交通機関を使った場合のアクセス
では、公共交通機関を使った場合、どのようなルートで行くことになるのでしょうか。私の実体験でお話しします。
まず、ルートは以下の通りとなります。
旭川空港から一番近い富良野線の駅が「千代ヶ丘駅」です(旭川市内は真逆の方向です)。
空港でタクシーを拾っていきました。
▲ 旭川空港から千代ヶ丘駅まではタクシーで移動
JR富良野線で「千代が丘駅」から「上富良野駅」に行き、そこから町営のコミュニティバスによれば白銀壮へ行くことができます。
▲ 千代ヶ丘駅から上富良野駅までは約40分
■ 上富良野駅から白銀壮までの行き方
上富良野駅から白銀壮へ町営のコミュニティバスを使っていくことができます。注意したいのは非常に本数が少ないということです。
東京から日帰りで行く場合、バスの時間は一択です。
上富良野駅12時49分発の便に乗り、白銀壮17時40分発の便で帰ってくるしかありません。
白銀壮の滞在時間は5時間弱程度でしょうか。サウナを堪能するだけなら、まあ十分な時間ではないでしょうか。
▲ 参考:町営のコミュニティバスの時刻表
■ 実際に行ってみた感想
筆者が実際に行ったときは、さすがに日帰りはしんどいので、旭川市内のドーミインで一泊しました。しかし、体力があれば東京から日帰りで、白銀壮を堪能することも可能です。
実際に言った感想は、
やはり冬が最高、の一言です。
冬の北海道の気温ゆえの聖地といったところでしょうか。夏は夏で素晴らしいのでしょうが、首都圏で味わえない感動を得るのならやはり冬でしょう。
みなさま、ぜひ冬にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?